笑顔の君は太陽さ
「やだなぁ」
朝からずっとそれしか言ってなかった
12月13日
モーニング娘。'21 コンサート Teenage Solution ～佐藤優樹 卒業スペシャル 愛は地球を救う〜
に行ってきた。
2年ぶりの娘。の単独コンサート かつ
僕が7年間ずっと応援していた佐藤優樹さんの卒業コンサートだ。
この日のために髪をエメラルドグリーンに染め
血液もエメラルドグリーンに変え
源氏名もエメラルドに変えてきた。
卒業が発表されてからずっとどこかで
「何かの間違いで本当はしないかもしれない」
と思っていたので
なんだかずっと実感がなかった。
これを書いてる今もまだあんまり実感がない。
この7年間、僕の生活の中心にいたのが佐藤優樹さんだ。
雨の日も
晴れの日も
寒い日も
次の日も
風の日もずっと佐藤優樹さんを優先してきた。
もちろんめちゃくちゃライブに行ったかと言われるともっとたくさんいってる人は山ほどいるし
個別握手会や接触に熱心だったわけではない。
僕なりの僕にできる推し事をしてきた。
何か買うならエメラルドグリーンの物を買うとか
佐藤さんには優しくするとか
ビールは全てサッポロ黒ラベルにするとか
生活に寄り添って推し事をしていた。
それは今まで経験したことない楽しさで
人生35年で1番楽しかった7年間だったと言っても過言ではなかった。
その絶対神である佐藤優樹さんが卒業したらどうなってしまうのか
考えたくもなかったし
考えないようにもしていた
でも当日はやってきてしまった。
夜行バスを降りて漫画喫茶でシャワーでも浴びようと
快活クラブに行ったらいきなり
頭がエメラルドグリーンのおじさんがいた。
7年間一緒に佐藤優樹さんを推してきたY氏だ
12月13日最初に発した言葉はその時にでた
「やだなぁ」
だった
覚悟を決めた色とこの人の7年も同時にフラッシュバックしてきてより一層ズッシリときた。
武道館でグッズを買うために友人のP氏と合流しグッズ列に並ぶ
ハロー!プロジェクトFC会員は男女比が女性が男性を上回ってると言う都市伝説が流れた直後だったが
それも本当かもしれないと思わせる女性の数だった。
時折見かける同じように髪にエメラルドグリーンを入れたオタクをみては
「同志よ」と思ったり
武道館に置いてるエメラルドグリーン(っぽい)重機を見ただけでお気持ちになってるY氏をなだめたりしていたら２時間くらい経っていた。
無事にグッズも購入し原ペッコリーニャになっていたので近くの中華で水分と食べ物を補給。
飲酒をしてのご観覧はNGなのでビールは5杯までだなとセーブをしながら水分を補給していた。
渋谷のタワレコ行ってみたり
サイゼリヤで買ったグッズを広げてはまた全身が感情になったりしていたらもうすっかりあたりが暗くなり始めて行きたいような行きたくないような日本武道館に向かった。
この日3814回目の「やだなぁ」が出た頃に会場に入り。
朝は雲ひとつない青い空が
夕方はオレンジの夕日が
夜は黄色い月が
エメラルドグリーンに染まる日本武道館を支えていました。
中に入り席につき
ペンライトをイジイジしていると
CHAMA-HEAD-CHANOMA みたいな子達がでてくるも心ここに在らず。
BEYOOOOONDSを見るもほぼ心ここに在らず。
みんな可愛くて最高なのに何も考えられなくなっていました。
そして次の曲がはじまるのです。
阿鼻叫喚の連続で進むモーニング娘。'21と佐藤優樹さんの圧倒的なパフォーマンスにただただ心臓を焼かれ、脳をほじくりとられ、生爪からけつあごまで全部持っていかれて満身創痍で見ました。
どの曲が良かったとか
あの佐藤優樹さんが良かったとか
もうなんも言うことないです。
ずっとこの7年間
「なぜ僕は佐藤優樹さんが好きなんだろう」
と思っていました。
歌もダンスも天真爛漫な所も顔も性格も全部好きなんだけどそれだけでこんな気持ちになれるかなと思っていたのですが
この卒業ライブを見て確信しました。
自分が好きなモーニング娘。及びつんく♂が作った楽曲を誰よりも愛してくれてるから好きなんだなって
モーニング娘。としてライブしてる時に感じていた違和感
佐藤優樹さんはモーニング娘。でありながらモーニング娘。の曲の一部になっているんだなって
矛盾した言い方だし「は？」となるかもしれませんが
曲そのものに憑依しているような
こんなの誰も真似できないんですよ
みんなはモーニング娘。としてどうあるべきかという方向に進んでいるのに
佐藤優樹さんは(勿論モーニング娘としてという気持ちはあるに決まってますが)モーニング娘。の曲そのものになっているようなそんな印象をライブ中にずっとずっと感じていました。
そして数年前は自分で伝えられなかった言葉たち
思っているのにそれをうまく言葉にできないでいたまーちゃんが
思っていることを言葉にして最後は歌と言葉と笑顔で全部伝えてくれたんです。
こんな終わり方されたらもう悔いがあるわけがないです。
全部全部素敵でした。
佐藤優樹さんに出会ったおかげで沢山の人に出会いました
青森で一緒にオタク始めた人達
青森で出会った県内のオタク達
佐藤優樹さんがモーニング娘。が好きだからフォローしてライブ会場で会ったり、ライブ終わりに飲んだり
時には一緒に遠征したり時にはプライベートで青森まで来てくれたみんな達
佐藤優樹さんのおかげでTwitterフォローしてくれていつも仲良くしてくれる楽しい人達
スプラトゥーン2にハマり「さとうまさき」という名前でやってたおかげで出会えたゲームもモーニング娘。も大好きな変な人達
佐藤優樹さんのおかげでずっと楽しくて楽しすぎるせいで初めてしまった「わくわく酒場スキちゃん」とかいうふざけた名前の居酒屋に来てくれるお客さん達
他にも沢山沢山の人との出会いをくれました。
佐藤優樹さんがいなかったらもしかしたら居酒屋もやってないし、今は全然違う人と遊んでいたかもしれません
本当に本当に楽しい7年間でした。
そして僕だけじゃなくて佐藤優樹さんが大好きだった人一人一人に最高の10年間5年間1年間何年かわかんないけど沢山あると思います。
佐藤優樹さんが2019年のバースデーイベントで披露してくれた
「輪」の歌詞に
「夢がある私には
その夢は夢は花にあるの
綺麗な花 咲かせたら
大きな花束を輝かせるの」
とあります。
佐藤優樹さんと言う花が僕たち沢山の花を咲かせてくれました。
本当にありがとう。
そしてこれからもまたよろしくお願いします。
本当に10年間お疲れ様でした。
