みなさんこんにちは、鈴木蘭々です。
最近はラッキープールを小さな庭に出して大きな海にしたり、カニ食べたり、はにかんだりしていました
さて!今日はなぜ急にこの3年と184日更新されていないブログを書こうと思ったかと言いますと
私は普段、亀の甲羅をタワシで磨く仕事[※1]や、白のパンダをどれでも全部並べる仕事の傍で、某コンビニチェーンを経営しながらツイッターを眺める仕事を掛け持ちしていまして、15年近い間カップラーメンとムキダシで向き合ってきた間に感じた 性や欲求について少しまとめておこうかなと、あわよくば日清食品からドラフト1位指名も狙っていきたいなと言う考えであります
※1 キュキュットで磨いています
カップ麺市場
2008年に原材料費などの高騰で大手メーカー製品の売価が上がったことで、カップヌードルは値上げ前比-52%と半減した。その影響で、安価で展開している大手スーパーチェーン自社プライベートブランド(PB)商品やメーカー各社のオープンプライス(OP)商品の種類が急増し、売上を大きく伸ばした。2009年はNB商品にて品質改良や積極的な販促活動が行われたことなどから、PB商品やOP商品への需要の流れが全体に落ち着き、後半にはNB商品への回帰傾向が出てきた。2010年は前半もNB商品への回帰傾向は続き、各社の主力ブランドは価値訴求を行っていることにより、堅調な需要を満たしている。
まぁ文だけ読んでもさっぱりかと言う方に説明すると、カップヌードルとかが値上げしたら 安いカップ麺がめちゃ売れたんだけど、結局カップヌードルは美味えなってなってだいたい売上は落ち着いたって感じです
ここが重要! みんななんやかんや定番が大好きなんです。
あと実感しているのはカップ麺でお店の味を再現みたいな 高級系のはもはやそれを食べていた層が、結局ラーメン屋には敵わないヤシ なんていう感じで離れてしまい、カップ麺本来のジャンク感を求めた カップ麺ジャンキーが市場の半数を担っている感覚があります。
そのせいか最近は激辛系や油マシマシ系、超大盛り系など デブに恋焦がれデブも泣くようなグロリアスな新商品が多く発表されています
メーカー
さて、皆さんはカップ麺を買う時にメーカーは気にしていますか?
してない?
帰れボケ!!
カップ麺を作ってるメーカーは全国に多々あるのですが その中でも超大手
東洋水産(マルちゃん)
が5大勢力と言ってもいいかなと思います
他にもまるか食品(ペヤング)やテーブルマーク(ホームラン軒)ヤマダイ(ニュータッチ)や地方にも福岡のマルタイなんかも有名です
メーカーと言われてもピンとこない人のために今日は、メーカーごとに勝手に打順を組んできました。
というかもうなんか打順を組みたくて書いたようなもんですこのブログ。
日清食品
1 中 カップヌードル
2 左 シーフードヌードル
3 三 どん兵衛きつねうどん
4 一 どん兵衛天ぷらそば
5 右 カレーヌードル
6 捕 焼きそばUFO
7 遊 麺職人
8 二 出前一丁
9 投 チキンラーメン
[※写真は200勝投手のチキンラーメン選手]
隙がないですね。。。
特に麺職人と出前一丁の二遊間は 井端、荒木の二遊間よりも強力です
日清食品さんは控えにも行列のできるラーメン店や、チリトマトヌードルやトムヤムクンヌードルなど多様なオプションを持つ超銀河系軍団です
ハッキリ言って隙がないです。
豆知識ですが ビジターではチキンラーメンに温玉が乗ります。あと7回裏からはカップヌードルがBIGになります。
マルちゃん
1 右 赤いきつね
2 左 緑のたぬき
3 二 マルちゃん製麺 醤油
4 捕 焼きそばバゴーン
5 三 ごつ盛りコーン味噌
6 一 でかまるバリシャキ!もやし味噌ラーメン
7 中 黒い豚カレー
8 遊 激めんワンタン
9 投 焼きそば弁当
[※写真は4番の焼きそばバゴーン選手。地方球場にめっぽう強い]
マルちゃんさんは超強力打線が売りです
黒い豚カレー、赤いきつね、緑のたぬきから成る外野陣はイチロー、谷、田口をも凌ぐと言われており、でかまるもやし味噌とごつ盛りはタフィーローズとペタジーニ並みの破壊力があります。
ベンチにも麺づくりやQUTTAなど多様な選手を揃えている日清食品との二大勢力と言って間違いないでしょう。
豆知識ですが、バッテリーの焼きそばバゴーン選手と焼きそば弁当選手は サインミスがあるとたまにわかめスープと中華スープが入れ替わります。
ここで明星とサンヨー食品、エースコックでも打線を組みたかったのですが 文字数の関係と 誰が気にしているんだろう?という疑問に気がついてしまったので割愛しますが サンヨー食品はサッポロ一番塩ラーメン選手を中心とした堅固な守備が特徴のチームですが いかんせん破壊力に欠けます。
明星さんは チャルメラ、一平ちゃんの両スターがいるものの 若手が育っておらず 一平ちゃん選手もいなり寿司やらカラムーチョにうつつを抜かし 戦力がダウンしていると言っても過言ではない状態です。
[※写真はいなり寿司時代の一平ちゃん選手]
リーガエスパニョーラ並みの日清、マルちゃん2強時代ですが エースコックさんが最近はメキメキと若手を育成し スーパーカップ、豚キム、わかめラーメン、ワンタンメンなどのベテランとの共闘で 徐々に選手層が厚くなってきてはいるものの、まだあと1歩タイトルには届かないという状態かなと。
しかしながら、スープはるさめシリーズや飲み干す一杯シリーズなど スープに関しては一級クラスであり 多分あの豚からなんらかのエキスがでていると思われます。
[あの豚]
この打順からある程度格メーカーの戦力が見えてきたところで、今後のカップ麺市場に望むことを僕なりに考えています
まず、冒頭に書いたように 最近は激辛系や特盛系、油マシマシなどシャンク寄りになってきています
これに関しては実際に売れているので問題はないのですが、やはり帰るところは定番なのです。
今年でチキンラーメンは誕生60周年です。
それに合わせてたくさんのチキンラーメンが発売されていますが
まぁ売れません。
みんなチキンラーメンの事はもういいんですか?
真心ブラザーズが拝啓、ジョンレノンの歌詞でこんなことを言っています
"ジョン・レノン
今聴く気がしないとか言ってた三、四年前
ビートルズを聴かないことで 何か新しいものを探そうとした
そして今ナツメロのように聴くあなたの声は とても優しい
スピーカーのなか居るような
あなたの声はとても優しい"
今食べる気がしないとか言って特盛やら激辛やら食べていますが3.4年経って食べるチキンラーメンにきっと感動するはずなのです。
これは各種メーカーのスター選手にも言えることです
帰るべきところは赤いきつねであり、サッポロ一番塩ラーメンであり、一平ちゃん焼きそばであり ニュータッチの辛味噌であり、ペヤングなのです。
[ニュータッチの凄麺シリーズは別格]
メーカーさんは毎週毎週 死ぬ思いで新商品を考えていることと思います。
具を別売りしてみたりもありましたが全く効果はありませんでしたし、カップヌードルに氷を入れて食べるみたいなのも全然流行りませんでしたね。
試行錯誤を繰り返して幻覚や走馬灯の中から間違えてショートケーキ味や 黒歴史シリーズなどを生み出してしまったこともありました。
しかし、最近はコンビニ各社と共同でオリジナルのカップ麺も増えてきています。セブンイレブンさんの蒙古タンメン中本シリーズやすみれ、ローソンさんでは えびそば一幻などこれらも素晴らしい試みかつ、新たな定番になりつつあります
しかし!!いつも立ち返ってほしい! 自社の定番商品の圧倒的なパワーに!!
そして 新しい定番を作り出してほしい
僕が求めているのは 一度食べたら忘れてしまうような使い捨てのカップ麺ではなく また食べたくなるカップ麺です
そしてそれは消費者とメーカーが今後60年でもかけて作っていくものだと思う
別にカップ麺じゃなくてもいい
日清さんのカレーメシなんかは正直革命ですよ
小山田壮平もびっくりです
新しい事探そうとするときに 必ず原点に立ち返ってブラッシュアップしていくような そんな未来のカップ麺を期待しております
最後になりますがアップトゥーボーイの佐藤優樹さんの写真がとても素晴らしいものです
アデュー!!